将来は明るい なぜそう言えるか?

「私たちは混乱状態の世界にいる」と

アントニオ・グテーレス国連事務総長は述べたことがありました。

世界の様子を見て、将来が不安になるかもしれません。

個人としても、病気や死別など辛く悲しいことを経験します。

この先、良い事なんてあるのだろうかと思うかもしれません。

暗闇の中の一筋の光のような、明るい見通しはあるのでしょうか?

人間を創造された神は、辛く悲しいことがなくなるという、

慰めと希望を聖書に記しておられます。

<辛く悲しいことがあるのはなぜか?>

愛情深い創造者エホバは、子の幸せを願う父親のように、

私たちには辛い思いをしてほしくないと思っておられます。

それなら、なぜそうしたことがこの世の中には溢れているのでしょうか?

聖書の創世記によると、

エホバは人間を完全なものとして創造されました。

しかし天使の一人がエホバに反逆して、

エホバを嘘つき呼ばわりし、人間にも背くよう仕向けました。

最初の人間は罪を犯し、完全ではなくなりました。

その結果不完全さが、私たちまで受け継がれてきたのです。

(ローマ5:12)

それで私たち「創造物」は、希望を必要としています。

当然の結果である辛い状態を許してはおられますが、

愛情深い創造者は、

今も安心して幸せに暮らしてほしいという考えを

今も抱いておられ、将来悪いことをなくすという

「希望を与え」てくださっています。

(ローマ8:20)

<聖書によるとどんな希望があるか?>

1.世界中が平和になる

  (詩編37:10,11)

地上には神に進んで従う良い人だけが残るので、

犯罪、暴力、戦争がゼロになります。

2.地球がが楽園になり

  過去に亡くなった大勢の人が生き返ってくる

  (イザヤ25:8)

復活があり、亡くなった家族や友人にまた会えます。

(使徒24:15)

3.神を愛する人は健康な状態で永遠に生きられるようになる

  (ローマ6:23)

イエス・キリストだけが、罪と死から人間を救うことができます。

健康な状態で、いつまでも生きる希望があるのです。

4.過去の辛い記憶に悩まされることはなくなる

  (イザヤ65:17)

身体的精神的感情的苦痛は過去のものになります。

不安やトラウマに悩まされることのない生活を送ることができます。

<聖書に書いてあることを信じられるのはなぜか?>

「聖書全体は、神の聖なる力

(神がご自分の望むことを成し遂げるために送り出す,

目に見えない力)の導きによって書かれ」ました。

(テモテ二3:16)

社長が秘書に手紙を書かせる時のように、

エホバはご自分の考えを人に吹き込んで、

その人が自分の言葉で書き記しました。

情報源が神なので、聖書は信頼できます。

1.現代にも通用しとても役に立つ

・聖書はとても昔に書かれた本なのに、

 自然界の描写が正確です。

例えば、今から3500年前に書かれたヨブ記には、

水の循環についての描写があります。

「神は水の滴を持ち上げます。水蒸気が集まって雨になります。

 雲が降らせる雨は,人の上に降り注ぎます」。

(ヨブ記36:27,28)

これは1800年代になって、詳しく解明された事柄です。

聖書は、現代科学と調和しています。

・聖書には、問題にぶつかった時に役立つ

 アドバイスがあります。

例えば、

先のことを悩むのではなく、一日一日を大切に過ごす方が良い

というアドバイスがあります。

「次の日のことを決して心配してはなりません。

 次の日は次の日で心配する事があります。

 その日の問題は,その日だけで十分です」。

(マタイ6:34)

2.すでに実現した預言がたくさん載っている

西暦前732年に書かれたイザヤ書には、

キュロスという人物が難攻不落と言われた都市バビロンを、

川を干上がらせ、開かれた門から攻めて征服すること、

また、当時もっとも繁栄していたバビロンが、

二度と人の住まない所となると書かれています。

(イザヤ44:27-45:2,13:19,20)

バビロンの征服は、西暦前539年に詳細に実現しました。

現在イラクにあるバビロンの遺跡を見れば、

また聖書は、今の世の中の在り様を驚くほど正確に描いています。

「終わりの時代は困難で危機的な時になります。

 人々は自分を愛し,お金を愛し,自慢ばかりし,傲慢で,

 神や人を冒瀆し,親に従わず,感謝せず,不忠実になります。 

  自然な愛情を持たず,全く人に同意しようとせず,中傷し,

  自制心がなく,乱暴で,善いことを愛しません。 

 人を裏切り,強情で,思い上がり,神ではなく快楽を愛し, 

  信心深く見えても実際には神を敬っていません」。

 (テモテ二3:1-5)

今の世界のニュースなどを見て、

この通りになっているとお感じにはならないでしょうか。

こうした証拠から聖書が信頼できるなら、聖書が保証している

将来が明るいという約束についても期待できます。

まだ聖書を調べたことがないのであれば、

聖書レッスンを試してみましょう。

エホバの証人は、喜んで聖書を調べるお手伝いをいたします。

t.co/REdyiKUiXa

聖書を調べていくと、希望が強まります。

「この希望は,私たちの命のための錨」となります。

(ヘブライ6:19)

「希望をつかみ離さず命の錨に頼」るなら、

嵐の時にも安定していられます。

前向きな気持ちで生きていけます!

人間を創造された愛情深い神エホバが、

聖書を通して約束してくださったことだからです。

裏付けとなる聖書の言葉は、 

http://inx.lv/5yT5

からご覧になれます。